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デバッグでジョブログを出力するテスト実行方法
デバッグで値を変更してジョブログが出力させるテストの実行方法は3通りあります。
- 呼び出しPGを作成し、SUBMIT命令でテストPGを実行
- テストPGにテスト用にBREAK POINT命令を実装
- TCD:SM36でジョブログを作成して、実行する方法
ここでは③について方法を解説していきます。
この方法を知っておくと、ジョブログのテスト時に円滑に作業をすすめることが可能です。
実行手順
ジョブログからデバッグを実行したい場合は、以下手順にて実行可能です。
- TCD:SM36を使用して、2STEPのジョブを作成し実行
- TCD:SM50を使用して、デバッグ実行
- BTCLOOPの変数を変更して、無限LOOPを回避
TCD:SM36を使用して、2STEPのジョブを作成し実行
デバッグ実行したいPGと標準PGのPG:BTCLOOPを使用して2STEPのジョブを作成します。PG:BTCLOOPは標準PGの無限LOOPするPGです。
ステップ1はBTCLOOPレポートを使用し、ステップ2はデバッグするレポートを使用します。次に、ジョブを解放し実行します。
TCD:SM50を使用して、デバッグ実行
TCD:SM50より、使用しているプロセスを選択して、デバッグ実行を行います。
BTCLOOPの変数を変更して、無限LOOPを回避
BTCLOOPの変数を変更して無限LOOPを回避します。
PG側で設定したブレイクポイントで停止
上記で無限LOOPを回避後にブレイクポイントを設定した後述PGで停止します。
メッセージの分岐部分をデバッグで変更し、実行することで、デバッグでジョブログ出力のテストが可能になります。