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【ABAP】BADIについて

BADIとは

BADIは、SAPのカスタマイズ可能な拡張ポイントであり、既存のSAP標準機能に独自の機能を追加するための柔軟な方法。

SAP(システムアプリケーション製品)で使用されるBADI(Business Add-In)の作成方法について、詳細なステップバイステップのガイドを以下に記載。

BADIの作成

  1. BADIビルダツールを開くためにトランザクションコード「SE19」を使用。
  2. 「Create Enhancement Spot」を選択し、適切なパッケージを指定して新しいエンハンスメントスポットを作成する。エンハンスメントスポットは、BADIのグループ化や分類に使用される。
  3. 「Enhancement Implementation」オプションを選択し、新しい実装を作成。実装名と説明を指定して作成する。

BADIインタフェースの定義

  1. 作成した実装を選択し、「Interface」タブを開く。
  2. 「Create Interface」をクリックして、新しいインタフェースを作成する。インタフェースは、BADIのメソッドやパラメータを定義するために使用される。
    適切な名前と説明を指定して作成。

メソッドの追加と実装

  1. 「Methods」タブを開き、「Create Method」をクリックして新しいメソッドを作成する。メソッド名と説明を指定し、作成。BADIで実行されるカスタムロジックは、ここに記述される。
  2. メソッドの実装コードを追加する。「Source Code」タブを開き、メソッドの実装を記述する。

BADIのアクティベーションとテスト

BADIの実装をアクティベートします。「Implementations」タブで実装を選択し、「Activate」ボタンをクリックします。