チェック・代入

【SAP】チェック・代入時のコンパイルエラーとRGUGBR00の使い方

SAPのGGB1でショートダンプが発生した場合の対処法と、RGUGBR00の使い方について解説します。

GGB1でショートダンプが発生した場合の対処法

GGB1でショートダンプが発生した場合、以下の手順で問題を分析することができます。

  1. SAP Easy Access メニューからツール → ABAP ワークベンチ → テスト → ダンプ分析の順に選択します。
  2. 第一画面で、当日のダンプを表示するか前日のダンプを表示するかを指定します。

これにより、ショートダンプの詳細情報を確認し、問題の原因を特定することができます。ただし、具体的な問題やエラーメッセージにより、対処方法は異なる場合があります。

RGUGBR00の使い方

RGUGBR00は、チェックや代入の移送後にプログラムの再生成を行うためのトランザクションです。

  1. トランザクションコードSE38を開きます。
  2. プログラム名に「RGUGBR00」を入力し、実行ボタンを押します。
  3. 実行パラメータを入力し、再度実行ボタンを押します。 パラメータには以下の情報を入力します:
  • アプリケーションエリア:SAPのモジュール(FI,AA,COなど)
  • 呼出位置:EXITの呼出位置(伝票ヘッダ,伝票明細,完了伝票など)
  • 各チェックボタン:再生成対象の項目にチェックを付けます

これにより、チェックや代入の移送後にプログラムの再生成が行われます。

再生成が必要な理由は、チェックや代入の移送をした際に、コンパイルが上手く行われない場合があり、その結果、伝票起票時にエラーとなる等の問題が発生するためです。

まとめ

以上がSAPのGGB1でショートダンプが発生した場合の対処法とRGUGBR00の使い方です。再生成が原因でエラーとなる場合には、上記を試すことで解消できる可能性があります。