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報連相(ホウレンソウ)について

報連相(ホウレンソウ)とは?

報・連・相(ほう・れん・そう)は、「報告」「連絡」「相談」を分かりやすくほうれん草と掛けた略語です。主にビジネス(職場)において使われます。

新人研修や研修セミナーなどで習ったことのある方も多いのではないでしょうか?

今回はABAPERが良く使うシチュエーションと使用することでどんなメリットがあるかを体験談を交えながら解説していきます。

報告について

報告とは?

報告とは、上司から部下に与えられた指示や命令に対して、部下がその指示における業務や作業の経過・進捗状況、結果などを知らせることです。

報告の目的は?

報告の目的は、指示に対する仕事の進捗や業務の結果などを上司と部下の相互間で情報共有をするとともに、作業に問題がないかやミスをしていないかなどをお互いに把握することです。

よくある報告例

作業指示者に向けて、自分の空き作業がでないように進捗把握の情報共有などに使うことが多いです。

わたし
わたし
頼まれていた作業が終わりました。
上司
上司
了解。じゃあ、次はこの仕事をやって貰える?

上記のように報告することで、チームとしての仕事を円滑に進めることができます。

他にも、自分の作業を報告していれば、作業管理者が把握していない仕事をしている場合にも考慮してもらえます。

作業報告できていない場合

下記の例は結構ありがちなパターンです。

わたし
わたし
(今日中に、機能Aの詳細設計書と機能Bのレビュー指摘を修正しないといけない。急がないと。)
上司
上司
今日中に機能Cの単体テストをお願いね。
わたし
わたし
(え?タスク一杯一杯で終わらないよ。)

作業報告できている場合

わたし
わたし
今日中に、機能Aの詳細設計書と機能Bのレビュー指摘を修正しないといけないので、その作業を優先して作業します。
上司
上司
了解。(今日中に機能Cの単体テストをお願いしようと思っていたけど、タスクが多いし別の人にお願いした方がよさそうだな。)

事前に自分の作業報告しておくことによって、上司の作業の割振りの判断材料になるので、自分のためにもなります。

現場によっては、朝会などでその日の作業予定を報告する現場もあります。

連絡について

連絡とは?

関係者に業務・作業情報を知らせることです。

連絡の目的は?

情報を共有することでミスを最小限にし、業務を円滑に進める為の手段です。
連絡の仕方は口頭での連絡やメールでの連絡など色々あります。

よくある連絡例

連絡の一例ですが、チーム間で周知事項の共有なんかに使われることもあります。

上司
上司
体調不良で本日、鈴木さんが休みです。
わたし
わたし
今日、鈴木担当の機能の納期ですが、私が対応しておきましょうか?
上司
上司
ありがとう。忘れてた。対応お願いします

連絡がうまくできていない場合

上司
上司
単体テストのレビューをしたけど、DL機能については標準化チームから提供されている共通部品を使用して作成することになっているよ。
わたし
わたし
はい。。。(聞いてないんだけど、設計書~単体テストまでやり直しじゃん。最初に伝えてよ。)

連絡がうまくできている場合

上司
上司
DL機能については標準化チームから提供されている共通部品を使用するから、チームメンバーに共有して機能として統一させて作成してね。
わたし
わたし
はい。わかりました。