ABAP

【ABAP】汎用モジュール「JOB_CLOSE」の使い方

「JOB_CLOSE」とは?

JOB_CLOSEは、ABAPでバックグラウンドジョブを実行するバックグラウンド処理システムに渡すための汎用モジュールです。

一度ジョブを「終了」してしまうと、ジョブにジョブステップを追加したり、ジョブやジョブステップの指定を変更することはできなくなります。

どういった場面で使うのか?

JOB_CLOSEは、バックグラウンドジョブの登録が完了し、そのジョブを実行する準備が整ったときに使用します。

この汎用モジュールは、ジョブが自動的にリリースされたかどうかを示す区分を返します。

使い方は?

以下に、JOB_CLOSEの使用例を示します。

この例では、JOB_CLOSE関数を呼び出し、ジョブ名とジョブカウント(ジョブ番号)をエクスポートパラメータとして渡します。

最後に、SY-SUBRCの値をチェックしてエラー処理を行います。

まとめ

ABAPでJOB_CLOSEを使用することで、バックグラウンドジョブを実行するバックグラウンド処理システムにジョブを渡すことができます。

ジョブの登録が完了し、そのジョブを実行する準備が整ったときに使用します。

具体的な使用方法は、ジョブ名とジョブカウントをエクスポートパラメータとしてJOB_CLOSE関数に渡し、その後SY-SUBRCの値をチェックしてエラー処理を行うというものです。