「JOB_OPEN」とは?
ABAPでバックグラウンドジョブを登録するためには、汎用モジュール「JOB_OPEN」を使用します。JOB_OPENは、バックグラウンドジョブの登録に使用される汎用モジュールです。
このモジュールは、ジョブの識別に必要な一意のID番号をジョブ名とともに返します。
しかし、その具体的な使用方法やパラメータの詳細がわからないと、正しく機能を利用することができません。
使い方は?
以下に、JOB_OPENの使用例を示します。
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DATA: JOBNAME TYPE TBTCJOB-JOBNAME, JOBNUMBER TYPE TBTCJOB-JOBCOUNT. JOBNAME = 'MyJob'. CALL FUNCTION 'JOB_OPEN' EXPORTING JOBNAME = JOBNAME IMPORTING JOBCOUNT = JOBNUMBER EXCEPTIONS CANT_CREATE_JOB = 1 INVALID_JOB_DATA = 2 JOBNAME_MISSING = 3 OTHERS = 4. IF SY-SUBRC > 0. " エラー処理 ENDIF. |
上記の例では、まずJOBNAMEとJOBNUMBERという2つの変数を定義しています。
次に、汎用モジュール:JOB_OPEN関数を呼び出し、ジョブ名をエクスポートパラメータとして渡し、ジョブカウント(ジョブ番号)をインポートパラメータとして受け取ります。
このとき、ジョブ名は自由に命名することができます。最後に、SY-SUBRCの値をチェックしてエラー処理を行います。
まとめ
以上の手順に従って、ABAPで汎用モジュール:JOB_OPENを使用してバックグラウンドジョブを登録することが可能です。